天ぷら 松

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津居山産松葉がにの雌はお寿司で、雄はあえてシンプルにすだちを搾っていただく。コースの一例。

店主の素材へのこだわりをコース仕立てで味わい尽くす

 京都の食通が足繁く通う隠れた名店。口の肥えた常連客のリクエストに応えるうちにオリジナルな裏メニューが増え始め、いつしか今の懐石のようなスタイルが定着しました。各地から取り寄せた選りすぐりの素材を惜しみなく使用。先付から締めにいたるまで味はもちろん、見た目も香りも食感もすべてが最高の状態になるよう工夫されています。そして 「天ぷら 松」は、陶芸や骨董好きの人にとっても、垂涎の場所でもあります。好みの作家たちに店主自らオーダーしたというオリジナルの器で料理が供されるほか、器好きの常連客に限って特別に、北大路魯山人や、民藝運動を代表する陶芸家・河井寛次郎などの器がお目見えすることも。お店が所有するそれらの作品群は、陶芸好きで、作家たちとの交流もあったお母様から松野さんが譲られたものだそう。その一部は店内に飾られているので、料理と合わせてぜひ愛でてみたいところ。「家に帰ってきたような感覚で、ここを利用してもらえれば」と、長男の俊雄さん。工芸品に囲まれた落ち着いた雰囲気のなか、愛宕山や桂川の景色と絶品の料理で、心地よい時間を過ごせます。

INFORMATION基本情報

店名 天ぷら 松
店名(ひらがな) てんぷら まつ
住所 京都府京都市右京区梅津大縄場町21-26
TEL 075‐881‐9190
営業日時 11時30分〜15時30分 17時〜21時30分(ともにL.O.) ※食材がなくなれば早く終わることがあります。
定休日 水曜
予約
URL
コメント 松尾大社から歩いて5分。昼のコース5,250円〜7,350円、夜のコース10,500円、13,650円。 ※カード不可

MAP 地図

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COMMENT コメント

婦人画報編集部

取材メモから

氷を削って作った器で運ばれてくる素麵は、こちらの夏の看板メニューの一つ。ほかにも、さりげなく江戸時代などの古いお皿が登場することもあり、素晴らしい器遣いの数々も楽しみの一つです。

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『婦人画報』2014年10月号別冊付録「京都の宝」掲載、2012年2月号別冊付録「京都の神社」掲載  ※店舗の都合などで変更になる場合があることをご了承ください。

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