進々堂 京大北門前

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喫茶スペースの隣では近くの工房で焼いたパンも販売。ショーケースの下には“学問は自己を超越する”との文言が。

パリのカフェを手本にした昭和5年創業、レトロモダン喫茶

1930(昭和5)年に創業して以来、京都の喫茶店文化を担ってきた「進々堂 京大北門前」。日本におけるフランスパン発祥の地でもあり、その存在は全国の喫茶ファンに知られています。パリに留学していた創業者が「大学の先生や学生たちが勉強できるような場所に」と、カルチェ・ラタンのカフェをイメージして造ったという店舗は、当時の佇まいを残しています。 そのレトロな空間でひと際存在感を放つのが、漆芸・木工の作家で人間国宝の黒田辰秋による長テーブルと長椅子。黒田が若いころに手がけたもので、清水坂にあった工房で作品にひと目ぼれした創業者が製作を依頼したのだそう。「黒田さんは、『200年はもつから、ずっと愛してやってください』と、おっしゃっていたそうです。亡くなられる数カ月前までときどき来店されましたが、そのときもわが子を見るような目でテーブルを眺めておられました」と、創業者の曾孫で、4代目店主の川口さん。楢の木を使った重厚感あるテーブルで、お客様がコーヒーを飲みながら、読書など思い思いに過ごす。その光景は昔と変わりませんが、年月を経て艶のある光沢をたたえる家具が歴史を感じさせてくれます。

INFORMATION基本情報

店名 進々堂 京大北門前
店名(ひらがな) しんしんどう きょうだいきたもんまえ
住所 京都市左京区北白川追分町88
TEL 075‐701‐4121
営業日時 8時~17時45分(L.O.)
定休日 火曜
予約
URL
コメント カード不可

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『婦人画報』2014年10月号別冊付録 「京都の宝」掲載 ※店舗の都合などで変更になる場合があることをご了承ください。

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