
市比賣神社
全国の女性の信仰を受ける女人守護と市場守護の神社
795(延暦14)年、都の東西両市守護のため、左大臣藤原冬嗣(ふじわらのふゆつぐ)公が桓武天皇の勅命により勧請した社「市比賣神社」。ご祭神がすべて女神様であることから、女人守護の神社として名高く、全国から多くの女性が厄除け祈願に訪れます。境内には皇室の皇子や皇女誕生の折に産湯に用いられたという洛陽の七名水「天之真名井(あめのまない)」があります。一願成就の井戸とされ、絵馬を奉納して神水を飲み、手を合わせると願いが一つ叶うとされます。
INFORMATION基本情報
店名 | 市比賣神社 |
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店名(ひらがな) | いちひめじんじゃ |
住所 | 京都府京都市下京区河原町五条下ル一筋目西入ル |
TEL | 075-361-2775 |
営業日時 | 参拝(開門)時間:9時〜17時 |
定休日 | |
予約 | |
URL | http://ichihime.net/ |
コメント | 境内には使い終わったカードを祓い清める「カード塚」も。 |
COMMENT コメント
婦人画報編集部
取材メモから
同社の年中行事のなかでも有名なのが、3月3日の「ひいなまつり」。束帯・十二単を着た「ひと雛様」が雛檀に揃い、五人囃子の雅楽演奏に合わせて三人官女が舞を披露。平安貴族の雅な遊びを体験できます。
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『婦人画報』2012年2月号 別冊「京都の神社」掲載