
大黒屋鎌餅本舗
豊作への願いが込められた、鎌の形の名物餅
1897(明治30)年に創業し、当代で3代目となる和菓子の老舗。有名な「鎌餅」(210円)は、かつて京の七口の一つ、鞍馬口の茶店で、旅人や地元農家の人々に供されて評判だったお餅を、初代が復活させたものです。餅粉を蒸し、砂糖を加えながら練りあげたお餅で黒糖風味の餡を包んであり、のびのよいお餅ととろりとした餡の上品な味わいが、甘いものが苦手な人にも人気です。稲を刈る鎌の形をかたどった細長い姿には、豊作への願いが込められています。
INFORMATION基本情報
店名 | 大黒屋鎌餅本舗 |
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店名(ひらがな) | だいこくやかまもちほんぽ |
住所 | 京都市上京区寺町通今出川上ル4丁目西入ル阿弥陀寺前町25 |
TEL | 075-231-1495 |
営業日時 | 8時30分〜20時 |
定休日 | 第1・3水曜 |
予約 | |
URL | |
コメント | 竹の皮で包んだ昔ながらのでっち羊羹もおすすめ。 |
- AREA:
- 下鴨・出町柳・北白川
COMMENT コメント
婦人画報編集部
取材メモから
鎌餅は一つずつへぎ板で包まれ、ほのかな木の香りが。稲刈りの様子が描かれた包装紙も味があります。
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『婦人画報』2011年7月号別冊「京都味土産」掲載