最後の1滴までお出汁も飲み干して

並んでも食べたい、「名店」の京都うどん10店

“うどん文化圏”京都のおうどんといえば、ふんわりやわらかな麺と、しっかりと出汁をきかせた透き通るような薄味のお出汁が特徴です。開店前から行列ができる名店から深夜まで使える舞妓さん御用達のお店まで、ここに行けば間違いなしの10店をセレクト。薬味も、九条葱だったり、山椒だったり、どことなく京都らしさを感じる味わいです。

 
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【おかる】名物はだしの効いたカレーうどん

大正12年創業。界隈の芸舞妓さんに愛されている老舗。名物はだしの効いたカレーうどん。辛いだけじゃなく、しっかりだしが効いたカレーうどんが人気を呼び、今や観光シーズンは注文の7,8割がカレーうどんやカレーそばになるそう。うどんを中華めんに変えたり、チーズやカツをトッピングしたり、種類もどんどん増えています。うどん屋さんですが、実は、80年前の創業時は甘味処だったため、メニューにあんみつやぜんざいがあるはその名残だそう。お茶屋の座敷や南座の楽屋への出前も多く、店の壁には芸舞妓さんが夏のご挨拶に贈るうちわがズラリと並び、祇園で愛されていることが伝わってきます。

おかる

名物はだしの効いたカレーうどん

【権太呂 四条本店】「黄金の一汁」をまとった麵料理は、至福の味わい

京都に3店舗を構える麵料理の名店。こだわりの出汁は、京都の水と、吟味を重ねた素材を使用。毎朝早朝より、熟練の職人がゆっくり、じっくり、約3時間かけて出汁をとっています。仕上がった出汁は、美しい琥珀色を帯びることから、「黄金の一汁」と命名されているとか。定番メニューの「きつねうどん」(750円)は、自慢の味わいを存分に楽しめる人気メニューの一つ。ふっくら炊いたやさしい甘さのお揚げとシャキシャキの九条ねぎが出汁の旨みと調和し、もちもちの太麵をいっそう引き立てます。

権太呂 四条本店

「黄金の一汁」をまとった麵料理は、至福の味わい

【仁王門 うね乃】出汁のプロが生み出す香り高い京風うどん

「冷やしちらし」1,300円は、麺に大和芋、オクラ、出汁巻き、出汁のジュレなどをトッピングし、鰹が効いたつゆをかけて味わう爽やかな夏のうどん。

京都の出汁文化をいかしたうどんをと、出汁の老舗が始めたうどん店。利尻昆布と5種の削り節の出汁が効いた京風うどんは、無添加の自家製麺もやわらかい京風なのに、その奥にコシがあります。夏は季節限定の華やかな「冷やしちらし」や「梅とろろ」が女性に人気。楽しみにする人が多いという月替りの季節うどんも見逃せません。

仁王門 うね乃

出汁のプロが生み出す香り高い京風うどん

【京うどん・生蕎麦 おかきた】初代の技に京都らしさをプラスしたやさしい味わいの京うどん

昭和15年の創業以来、地元客から「ちょっとおかきたさん寄っていこか」と親しまれてきた京うどんとそばの店。こだわりの出汁は、初代が17年の修業で培った技をもとに、2代目が長年かけて完成させた渾身込めた作。その上品かつ深みのある味わいは、細めの手打ちうどんはもちろん、生麩や生湯葉、京野菜などの具材との相性が抜群です。きつねうどんは地元の豆腐店から毎朝仕入れる手揚げのうす揚げと九条ねぎの風味が出汁に染み出る人気の一品。とろとろ食感の丼メニューも見逃せません。

京うどん・生蕎麦 おかきた

初代の技に京都らしさをプラスしたやさしい味わいの京うどん

【山元麺蔵】並んでも食べたくなる、モチモチ弾力の自家製うどん

店舗前の長蛇の列が、今やすっかりおなじみになった「山元麺蔵」。全国から訪れるファンをとりこにしているのが、練りから切りの工程までこだわった自家製うどん。厳選した小麦で生地のモチモチ感を最大限に引き出し、ゆでたての最もおいしい状態で提供しています。人気の「土ごぼう天うどん」(840円)は、鰹節の香りを効かせたあっさり出汁で。サクサクに揚がったごぼう天が味わいに深みを加え、弾力あるうどんとの食感のハーモニーも絶妙です。ごぼう天は特製のカレー塩で食しても美味。

【あたごや】京都風の讃岐うどんを再現

うどん県である香川の讃岐うどんの弾力を京都風の中細麵で再現しました。両方の“いいとこ取り”をしたつやつやの自家製麵は、のど越抜群でクセになる味わいです。麵のおいしさが際立つぶっかけ風の「からめん」は、かき揚げ、海老天、牛すじなど幾種類もあります。その他コラーゲンたっぷりのすっぽんうどんなどもいただけ目移りしそう。お座敷でゆったりと、お食事会、女子会、また、ご家族での法事等々まで幅広く利用できる便利なところも嬉しいポイントです。夏季限定の「金ごまからめん」もおすすめです。

あたごや

京都風の讃岐うどんを再現

【京のカレーうどん 味味香】京都の大衆カレーうどん

屋台から始まった1969年創業の言わずと知れた京都のカレーうどんのお店です。「出汁を味わう京のカレーうどん」を世界中の人に食べてほしいと、木屋町で40年以上親しまれた“深夜の定番”が祇園、八坂神社のそばへ引っ越ししました。試行錯誤を重ね、独自製法の出汁、スパイスが絶妙のバランスを醸します。女性に大人気の甘きつねカレーうどんは甘辛ジューシーなお揚げさんが絶妙。ここに温玉(80円)をトッピングすると辛さにこくとマイルドさが加わりもう一度食べたくなるやみつきの味になります。

京のカレーうどん 味味香

京都の大衆カレーうどん

【日の出うどん】地元の常連客から観光客まで長年愛されているうどん

あげきざみ、牛肉、ねぎが入った、「特カレーうどん」。常連は麺を中華麺でオーダーすることも。950円

ふっくらやさしい食感の京うどんを、気さくな雰囲気の店内で味わえる家族経営の家庭的なうどん屋。自信の逸品「カレーうどん」は、じっくり取った鰹出汁と厳選したルーを使っており、テレビや雑誌でたびたび取り上げられています。他のメニューでは暖かな葛餡をかけた「くずかけうどん」や、定番のおうどん、おそば、丼ものなどのメニューが充実しており、地元の常連客はもちろん、南禅寺や永観堂へ訪れる観光客に長年愛されています。

日の出うどん

地元の常連客から観光客まで長年愛されているうどん

【冨美家】開店当初より最高の素材にこだわりをもつ

うどんで有名な「冨美家」ですが、1946年、人工甘味料が主流だった甘味を本物の砂糖と京都丹波の大納言小豆でおぜんざいにして出す甘味処としてスタートを切りました。当時からの素材にこだわる姿勢を貫きながら、1963年、次は当時高価だった鍋焼きうどんを手頃な値段で食べていただきたいとの思いを実現、うどんを出すようになりました。そして現在、毎日の買い物に来た主婦やサラリーマンに日常的に愛され賑わううどん店として人気を博します。写真が、焼き餅2個、海老天、煮つけ椎茸、かまぼこと具だくさんでお値打ちな名物の京風鍋焼きうどん「冨美家鍋」650円、お持ち帰りパック462円。甘めの出汁に太めのもっちりとした食感の自家製麺がよく合います。出汁には北海道利尻の天然昆布とうるめ・鯖・目近の3種類の節をブレンドし、伏見の地下水を用いて昔ながらの製法で煮出しています。麺の小麦粉も最高級麺用粉を100%使用、すべての素材にこだわりをもち多くのうどんファンに支持され続けています。

冨美家

開店当初より最高の素材にこだわりをもつ

【手打うどん 春日井】じっくり寝かせた麵と、サクサクの海老天で満足感UP!

五条通りに面した手打ちうどんがメインのお店。じっくり寝かせてから打つうどんは、つややかで適度なコシと粘りが絶品。上品な細めの麵は、口当たりがやさしく、のど越しのよさも抜群です。平日夜と土日限定のメニュー「海老天ざる」(930円)は、えび天が3尾付いて食べごたえ十分。麵そのものの味わいを満喫するなら、「ざるうどん」もおすすめです。出汁の効いた和風のカレーうどんは、牛すじ入り、半熟卵入りなどバリエーションも充実。お昼はお得なセットメニューもあり、店内は周辺の会社員や地元の家族連れなどいっぱいに。

手打うどん 春日井

じっくり寝かせた麵と、サクサクの海老天で満足感UP!

2016年03月17日掲載

2016年03月17日掲載

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